以前にもお話ししましたが、お大師さんで親しまれる空海。
今回は空海と高野山金剛峯寺に纏わる美術品が展示される・・・
中でも聾瞽指帰(ろうこしいき)という空海の直筆の著作が鑑賞できる
という事で愛媛の美術館まで足を運びました。
数々の伝説を残す空海ですが、
今回展示の書は中国に渡る以前の24才に書いた物だそうです。
国宝という事で、美術品としても超一級品ですね。
何度も拝見させて頂きました。
また、他の展示品も圧倒的な存在感で素晴らしい仏教美術を鑑賞させて頂き、あっという間に時間が過ぎました。
自宅に着いてから聾瞽指帰を臨書したり、
好きな文字をピックアップして揮毫してみたり
唐に渡る以前の空海の原点とも言われる書について
少しでも得られるものがあれば、
また指導への糧になればという思いです。
健心書院